※本動画コンテンツは、2022年4月20日に開催されたJBpress/JDIR主催「第5回ものづくりイノベーション~デジタル&脱炭素の時代にこそ解き放て!日本のものづくりの底力~」の特別講演1「ダイキン工業における協創イノベーションとDX人材育成」のアーカイブ配信です。
ダイキン工業では、かねてより「協創」をコンセプトに、さまざまな大学や公的機関、ベンチャー企業と包括連携を進めてきました。その特徴は、従来のいわゆる産学連携が「個対個」であったのに対し、「組織対組織」で研究テーマづくりから始める点にあります。同社が成長戦略に掲げる「空気の価値化」というビジョンも、東京大学との協創の中から生まれました。
GoogleやTeslaなどのICT先進企業が参入し、空調事業の環境はデジタル化によって大きく変革されようとしています。同社も大きな成長のチャンスと捉え、空調機から収集したビッグデータを活用する「グローバルプラットフォーム」を構築し、空気を軸にしたソリューションビジネスの創出というテーマに挑戦中です。
その挑戦を「協創」とともに支えているのが、「協創によるDX人材育成」です。大阪大学との包括連携の中で立ち上げた「ダイキン情報技術大学」では、毎年100人前後の新入社員が選抜されて2年間、プロジェクト・ベースド・ラーニング(Project Based Learning:課題解決型学習)を含む教育を受けています。この開始から約3年半、社内のドメイン知識とデータサイエンスの力を併せ持ち、ビジネスをリードできる人材が着実に育ちつつあります。
本動画では、ダイキン工業 テクノロジー・イノベーションセンター副センター長の河原克己氏が、同社の改革を支える「協創」「協創によるDX人材育成」について、詳しく説明します。