* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第16回 DXフォーラム
特別講演2「東芝が描くデジタルエコノミーの推進、そして来るべきQXの世界へ」
開催日:2023年3月30日(木)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
創立148年を迎える東芝。「世界有数のCPS (Cyber Physical System)テクノロジー企業となり、世の中に貢献していきたい」と力強く語るのは、東芝 執行役上席常務 最高デジタル責任者であり、東芝デジタルソリューションズ 取締役社長の岡田俊輔氏です。
岡田氏は、東芝が掲げるDE(Digital Evolution)、DX(Digital Transformation)、QX(Quantum Transformation)という3段階のビジョンのもと、その実現に向けた取り組みを解説します。DEの実例としてスマートファクトリー化の推進について触れ、「東芝の強みは実行力」とした上で、長きにわたりものづくりに携わってきた東芝の知見を集約した、製造業向けのIoTソリューションの数々を紹介。
またDXの実例では、サプライチェーンを強靱(きょうじん)化させるというプラットフォームについて言及し、量子技術の実用化の状況を踏まえた、未来に向けたQXについても解説します。
さまざまな企業と産業の垣根を越えた連携によって、デジタルエコノミーの発展を目指す東芝。長年培ってきた英知と技術を結集して切り開く、新しいものづくりの未来を岡田氏が語ります。
【TOPICS】
- サーキュラーエコノミー型の社会で求められるデジタルの力
- 東芝が掲げるビジョン、DE、DX、QX
- 東芝が目指す2つのデジタルトランスフォーメーション
- DEの実例―スマートファクトリー化の推進
- スマートファクトリー化から、スマートマニュファクチュアリングへ
- 製造現場をデジタル化する仕掛け
- DXの実例―サプライチェーンの強靭化
- 新規事業創出への取り組み(社内ピッチ大会、オープンイノベーション)
- ブロックチェーンを活用したエコシステム型ビジネス
- 量子技術が切り開くCPSの進化、実用化の事例