山根 米国のUberやNetflixなどに代表されるように、ビジネスとテクノロジーの境界線、業種・業界の境界線がだんだんとなくなってきています。日本企業がこのような企業と対抗、または共存していくためには、テクノロジーとビジネスが一体となったサービス企画開発が必要になってきます。また、IoTなどの分野においては、幅広い技術の知見やアセットが必要となってきます。そのため、1社だけでなく他社とオープンにつながっていく必要があると思います。

──「ビジネスと技術が一体となった『サービス企画開発』をローンチする場」ということなのですね。そういえば、KDDIさんでは「アジャイル開発」という言葉ではなく、企画と開発が一体となった「アジャイル企画開発」という言葉をいつも使われていることを思い出しました。

 ところで、KDDIさんは通信インフラを持った事業者です。通信事業者としての強みは、ここでどのように生きますか?

山根 KDDIは「通信とライフデザインの融合」を推進しています。これは、お客様を中心に、様々なテクノロジー、企業、サービスを通信でつなげて、新たな体験価値を創出していくことです。

 5G、IoTの時代は、ビジネスの世界でも人々の生活においても通信はもはや必要不可欠な存在です。通信によって、あらゆるモノや人がつながることによって、企業のビジネスモデルは劇的に変化していくと考えています。これまで15年以上にわたってIoTビジネスを行ってきた経験・知見に加え、様々なテクノロジー企業とのパートナーシップによって、企業のビジネス変革をサポートしていきたいと考えています。

山根 隆行氏
KDDI DIGITAL GATE センター長
2009年、KDDI入社。法人向け新サービスの企画に従事。2013年、アジャイル開発チーム立ち上げに企画メンバーとして参画。2018年に経営戦略本部に異動、KDDI DIGITAL GATEの立ち上げに参画し、同年9月より現職。最近はフルマラソン初挑戦に向けて特訓中

GATEで新サービスを開発する3つのステップ

──GATEで具体的にどのようなサービスを提供するのか教えてください。

山根 ご提供するプログラムは以下の3つです。


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