【STEP1】体験する(Learn)

 ここでは、IoTや映像解析などの最新テクノロジーをビジネスへ活用したサービスの事例、5G通信の実験設備や5Gによるホログラムなどの設備を体験することができます。直接体験していただくことで、発想を広げていただき、「ここに来れば、何か新しいことができるのではないか?」といったワクワク感を感じていただけるのではないかと思います。

【STEP2】課題や問いを探索する(Explore)

 具体的な新サービスを共同で作ります。まずはターゲットとなるペルソナを明確にして、その後、ユーザーへのインタビューやワークショップを通じて、ユーザーの体験を分析して行きます。ユーザーの課題を発見し、それを解決するための「問い」を発見し、ソリューションアイデアを形にして、検証・改善を繰り返します。ワークショップのデザインや実行、アイデアを形にするUXデザインはGATEに常駐する専任の担当者が対応します。

【STEP3】作って検証する(Build・Validate)

 UX(ユーザーエクスペリエンス=ユーザー体験)デザインしたものを実際に動くシステムとして開発していきます。開発はGATEに常駐するアジャイル(スクラム)チームとお客さまの共同チームで行います。必要な技術分野に応じて、ソラコム(IoT)やアイレット(クラウド)、アライズ アナリティクス(データ解析)といったKDDIのグループ会社にもチームに入ってもらいます。1~2週間のイテレーションでクイックに開発・学習・改良を繰り返し、ユーザー価値、技術的実現性、ビジネス価値を検証していきます。

 また、この活動を通じて、お客さまには、KDDIがこれまで5年間、自社の中で組織化して取り組んできたアジャイルなサービス開発のプロセスや技術を学習していただくことができるようになっています。

──ここ5年間でKDDIさんの中では本当にアジャイル開発が増えました。私も訪問するたびにチーム数の増加にびっくりしています。最後に、山根さんご自身のGATEに対する思いをお聞かせください。

山根 KDDI DIGITAL GATEは、5Gを含めたKDDIの通信をコアとしたアセット、各テクノロジー分野のプロフェッショナル集団、「KDDI ∞ Labo」(KDDI無限ラボ)に集うベンチャー企業が集まり、お客さまとオープンにつながっていく場所です。ここを日本企業のイノベーション発信拠点にしていきたいと思っています。

──永和システムマネジメントでもアジャイル教育をKDDIさんと一緒に日本で拡大しています。一緒に日本のイノベーションを後押ししていきましょう。どうもありがとうございました。(つづく)