“第3の投資対象”候補、リート(不動産投信)

株式や債券との相関性が低く、分散投資に向く

小島 淳/2018.10.18

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 先日(2018年10月10日)の米国株式暴落によって、日本株式市場も大きな影響を受けました。この一連の動きで、投資資産が大きく目減りして不安になった方は多いと思います。取引のある銀行や証券会社に相談しても、「落ち着いて、もう少し様子を見ましょう」という回答が多かったのではないでしょうか。

「様子を見る」のは投資行動としては正解かもしれませんが、そう簡単なことではありません。とくに投資初心者にとっては「このまま資産が減り続けるのでは?」「他の人はもっと上手にこの局面を切り抜けているのでは?」など不安のタネは尽きません。

ネット証券や全国の証券会社で売買できるリート

 さまざまな投資対象の金融商品に分ける「分散投資」は、今回のように株価が大きく下がったりしたときに資産全体の目減りを少なくするリスク低減効果が期待できます。そのために大事なことは、値動きの特徴ができるだけ違う商品に分散させること。似たような値動きの商品に偏って投資していると、投資対象が大きく下落すると当然のことながら資産全体が大きく目減りしてしまいます。

 多くの方が比較的高リスクな資産として投資しているのは、国内外の株式でしょう。これらの値動きの特徴を考えて再確認したいのが、不動産投資信託(リート、Real Estate Investment Trust)への投資です。

 リートとは、投資家から集めた資金でオフィスビル、商業施設、マンションなどの不動産を複数購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する金融商品です。