ソ連時代に戻り始めたロシア、第2の崩壊へほふく前進

モスクワ市内は至る所で大規模公共工事が進むが・・・
2015.9.10(木) 菅原 信夫 follow フォロー help フォロー中
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モスクワ市長のセルゲイ・ソビャーニン氏(ウィキペディアより)
スーパーの乳製品売場を見ると、商品の種類が増え、金額的にも下から上まで非常にばらけてきたのが分かる。また、生乳に比べ、ケフィールのような発酵乳が増えていて、価格も従来品と変わらない。日本では生産されていない酵母発酵のケフィールが1リットル52ルーブル(100円ほど)とは、日本人には価値あるルーブル安である
輸入野菜、果実が消えると、野菜コーナーはこんなに貧弱になる。ロシアが異常に輸入野菜に頼っていたのは大きな問題だが、ここまで輸入規制をすると、消費者への影響は甚大。しかし、9月7日、また新たにブルガリアが禁輸リストに載った。原因はロシア軍用機のブルガリア領空通過を禁止されたため。これじゃ、国民はたまらない
ソビャーニン市長になって、渋滞が軽減したと言われる。確かに市内環状線の片側4車線の道路は、朝夕を除けば軽快に流れるようになった。また、美化にも力を入れる市長のおかげで、夜の建物はライトアップされ、観光都市としても十分な価値が出てきた
この季節、輸入野菜の棚の空きスペースを埋めるロシア南部アストラハン産のスイカ。1キロ9ルーブルが今年の価格だから、5キロの大玉でも100円程度で買える
モスクワ市生誕868周年祭では、市内22カ所の公園を利用し、コンサートが行われた。9月5日、6日ともに降雨予想があったため、ソ連時代から有名な人工天候変更操作が行われたが、結果は晴天とはいかず、モスクワ市の努力は空振りに

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