この店の看板犬の名は、ウオナ。店主が出勤してくると、ウオナはずっと店主にくっついてそばを離れませんでした。

「呪文のような香り」という店名の香りの専門店。香りのスペシャリストが、会話をしながらその人にあった香りを紹介してくれる店です。

 窓辺にいた猫は、部屋の中を覗きながらガラス越しに鳴いていましたが、しばらくすると、悲しそうに庭の方を向いて座りました。

「この猫を部屋の中に入れてやりたいけれど、先住猫が許してくれないから、この窓に来たときだけごはんを与えているの」と、窓越しにこの家の奥さんが話してくれました。その家の猫は、外の猫をじっと見つめていましたが、性格がキツそうには見えませんでした。

 若い猫が他の猫を気にしながら、木に登っていました。予想できない動きをするので、なかなかうまく写真が撮れませんでした。

 飼い主の若い女性が、得意そうにスマホで撮った写真を見せてくれました。「猫の名は、シンバ。今日はどうしたのか、はりきっているみたい。いつもは、じっとしていて甘えてばかりなの」と言いながら見せてくれた写真のシンバは、彼女の膝の上で丸くなって寝ていました。

 次回はヴィリニュス近郊の町、トラカイに向かいます。
「ボクを見て!」まっすぐにシッポを立てダンディーな猫が近づいてきた
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/73229

※リトアニア・ヴィリニュスへの行き方
 リトアニアの首都ヴィリニュスは、ヨーロッパ主要都市約20カ所と直行便で結ばれています。日本からは、羽田空港からイスタンブール(トルコ)経由、ヘルシンキ(フィンランド)経由が乗り継ぎよく便利。18時間前後で到着します。