露店が集まる場所にいた猫は、オシャレなネックレスをしていました。あるとき、売り物のネックレスを猫につけたときに、大勢のお客さんがやってきたので、以来、験(げん)を担いでネックレスをつけています。ただ、どこかで落としてしまうこともあるので、軽くて安い物しかつけてやれないのだそうです。

 スカーフを巻いているような柄がすてきな、仕立屋さんのサビ猫です。

 犬の背景に見える、壁がピンクで瓦屋根のある建物は、400年以上前に造られた橋の入り口です。橋の向こう側とこちら側の地域で呼び名が異なったため、いまでも来遠橋(らいえんばし)、日本橋と2つの名前で呼ばれています。

 ホイアン旧市街の中心部にある名所なので、周辺には多くの土産物屋やカフェなどが立ち並び、にぎわっています。土産物屋の看板犬もお客さんを待ちかまえているようでした。

 路上のところどころに横たわる犬たち。ホイアン旧市街ののんびりとした様子がうかがえます。