共に民主党の外交通省委議員らは、「尹錫悦・国民の力大統領選候補の亡国的歴史認識と無知な外交認識を国民は憂慮している」「日本の植民地と朝鮮戦争後の困難な状況でも今日の大韓民国を作り出し、平和のための努力に力を合わせてきた全国民に頭を下げて謝罪せよ」と要求した。

 李氏の選挙キャンプも、「韓日関係の悪化について韓国側にだけ問題があるように言うことは偏った見方であり、親日的韓日観だと疑わざるを得ない」という批判を提起した。

 李在明氏本人もフェイスブックで「日本が笑っている。日本メディアが尹錫悦候補について『(右傾化した日本を)隣国として認めた』と、歓迎するほどだ」と皮肉ってみせた。

親に日本留学経験まで持ち出して「親日認定」

 中でも尹錫悦氏に対する親日フレーム設定の先頭に立っているのが、李在明氏選挙キャンプの選挙対策本部長を務める宋永吉(ソン・ヨンギル)共に民主党代表だ。宋代表は、尹氏の父親のユン・ギジュン=延世大学名誉教授を「親日」と罵倒することで尹氏を攻撃した。

 11月8日、国民の力の候補に確定した尹氏が公式選挙運動の第一歩を踏み出した瞬間、宋代表は共に民主党本部で尹候補を「日本の後援を受けた教授の息子に生まれた既得権の象徴」と痛烈に非難したのだ。

 少し説明が必要だろう。これは、ユン・ギジュン教授が1960年代に日本の国費留学生に選ばれ留学したという事実を指摘したもので、過去に韓国の国民的作家チョ・ジョンレ氏が「日本留学経験のある人はすべて親日派」と発言したのと酷似した低級な思考と言える。