リモート遠隔授業を促進すればいじめはほとんどなくなる可能性がある

 2021年月22日、非常にショッキングな報道がありました。

「コロナ自宅療養者自殺」の一報です。

 東京都内で新型コロナウイルス感染症のため、自宅療養(つまり重症ではない)していた30代の女性が、新型コロナウイルス疾患ではなく、自殺という方法で、命を失ってしまった。

 残されたメモには「周囲に迷惑をかけてしまった」などの表記があったそうです。

 この問題をさらに深刻にしているのは、この女性の娘も、新型コロナウイルスに感染していること。

 そのことが原因で、娘が学校でいじめに遭ったり、社会に居場所がなくなってしまうのでは、といった懸念があり、夫にも相談していたことが報じられています。

 学校での「コロナいじめ」さらには「コロナ自殺」・・・。

 実は背景があり、私はこの種の出来事の実態を一定の範囲ですが1次情報として認識しています。

 自殺者が出ているわけで、「コロナいじめ」ははっきり存在します。しかし国や自治体のはかばかしい対策は採られていません。

 理由は簡単で、情報が上がってゆかないから。

 それはそうです。どこの国のどこの学校が、校長自ら「うちの学校ではコロナいじめが深刻で・・・」と教育委員会に進んで報告するでしょうか?

 あるいは教頭が、学年主任が、クラス担任が、わざわざそんなことを上に報告するか?

 評価だ、昇進だ、生涯賃金だ・・・と様々な思惑が脳裏をよぎるでしょうし、一切上がって行かなくて何の不思議もありません。先生たちだって人間、勤め人ですから。