2020年も12月に入った初日、日本では新型コロナウイルス感染症による死者が33人と過去最高を記録した、との報道(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201201/k10012741071000.html)がありました。
天下のNHKがそう言うのですから、大本営発表なのでしょう。
しかし、海外のデータとしては、日本での新型コロナ最大死者数としては、ゴールデンウイークの5月4日、和製「第1波」の中で49人という数字も記録されています。
ですから、33人が何をもって過去最多としているのか、実はよく分かりません。
まあ、その程度の情報管理が日本の現実で、何にしろ新型コロナは冬のピークを更新しつつあることは間違いありません。
1日2500人強の感染者が新たに出ているということは、4日で1万人を超す、つまり毎週万単位で新患を増産している真っ最中ということになる。
10月末段階で6000人ほどであった発病者は、全快、死亡などの減少数よりも新患の増加数が圧倒的に勝り、いまや2万1000人を超え、それが毎日2500人規模で増え続けている。
全国の罹患者を攪拌する「GOTO」に加え、マスクを外させる「GOTO EAT」まで、念の入った、疫学音痴の政策連打で、起きるべくして起きている事態です。
こんな状況を創り出したのは、間違いなく紙の上だけのウソのシナリオで世の中を回してきた「ポストトゥルース」の狂言が主犯といわねばなりません。
しかし、ことここに至って、まだ懲りることなく「ポストトゥルース」の数字が、さらに事態を混乱させ続けている。
その元凶として「濃厚接触者」の問題を取り上げてみましょう。