旅行中のスイス人カップル、複数の男らに石で襲われ大けが 印

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産にされている、インド・アグラにあるタージマハル(2011年11月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/Andrew Caballero-Reynolds〔AFPBB News

 インドの経済紙エコノミック・タイムズが伝えるところによると、米グーグルは、インドで、自社開発のスマートフォンを販売する実店舗の開設を計画している。

グーグル、2度目のチャレンジ

 同社は2013年に、インドの地場企業と提携し、モバイルOS「Android」を搭載するスマートフォンを販売する実店舗を開設した。このときの計画は、同国で50店舗を展開するというものだった。だが、わずか2店舗をオープンしたのち、計画は頓挫。その数年後には営業していた2店舗も閉鎖した。その理由は、販売不振だったとエコノミック・タイムズは伝えている。

 これに対し、今回は状況が異なるようだ。グーグルは、エコノミック・タイムズの報道に先立つ、ほぼ1カ月前、同国で期間限定の簡易店舗を十数店開設した。目的は自社開発のスマートフォン「Pixel 2」を、同国の消費者に体験してもらうこと。この簡易店舗に対する顧客の反応が良かったため、同社は本格的な店舗展開を検討することになったという。

 そして、グーグルはこの店舗で、AI(人工知能)スピーカー「Google Home」や、パソコン「Pixelbook」、仮想現実用ヘッドセット「Daydream View」、映像配信端末「Chromecast」などの、自社開発ハードウエア製品も販売する計画だと、事情に詳しい関係者は話している。

中国勢が市場を支配

 この戦略は、成長著しいインド市場で、販売をテコ入れするためだと見られている。インドの携帯電話加入者数は11億人超に上り、中国に次ぐ世界2位。また、先ごろはスマートフォンの出荷台数でも同国は米国を抜き、世界2位になった。