アップル、4月から宇宙船型新社屋へ ジョブズ氏冠した施設も

米カリフォルニア州クパチーノのアップル本社で行われたメディア向け説明会で、新社屋の完成予想図を示すティム・クック最高経営責任者(2016年3月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/Josh Edelson〔AFPBB News

 米アップルが、この3月中にもタブレット端末「iPad」の新モデルを発表するとの観測が流れ、話題になっている。

 このニュースを最初に伝えた米マックルーマーズによると、これは、サプライチェーン情報に詳しい調査会社の信頼できるアナリストらの話だという。それによると、アップルは3月20日から24日までのいずれかの日に新製品を発表する可能性があるという。

新デザインのiPad登場か

 アナリストらは具体的にどの製品が発表される見通しなのかは明かさなかったが、マックルーマーズの記事は、これまでに伝えられている台湾KGI証券のアナリスト、ミン・チー・クオ氏や、英金融大手バークレイズのアナリスト、ブレイン・カーティス氏などの予測について触れ、アップルはiPadの新モデルを発表する可能性があると伝えている。

 このうちKGI証券のクオ氏は、アップル製品の市場動向やサプライチェーン情報に詳しく、独自の調査で新製品や発売時期を当ててきたことで知られる人物だ。

 同氏は今年1月に投資家向けに出した調査ノートで、アップルは現行のiPad Pro小型版やiPad Air 2のような、画面サイズが9.7インチのモデルと、12.9インチiPad Proの中間に当たるサイズの新製品を市場投入する可能性があると報告していた。

 同氏が予測するその画面サイズとは10~10.5インチ。このほか同氏は、iPadの2017年モデルは12.9インチiPad Proの第2世代モデル(通称:12.9インチiPad Pro 2)、新たな9.7インチモデルといった従来と同じ本体デザインも用意され、製品ラインアップは、これらの3つで構成されると予測している。

(参考・関連記事)「2017年モデルのiPad、低迷からの脱却果たせるか