IoT(Internet of Things)の最新ニュースや企業&ベンチャー事例(ケーススタディ)ほぼ毎日掲載

イノベーション
2017.03.10

IoT時代の起業家を目指せ!
チャンスは、ウェブからハードウェアへ

BY

2000年前後、「ITバブル」と呼ばれた好景気を背景に渋谷ではIT企業の社屋が集まり、“ビットバレー”などと呼ばれるようになったのを覚えているだろうか。そこから生まれた企業の中には、今となっては大企業といわれるような新興企業も含まれている。このように起業してから急速に成長を遂げていく新興企業を近年では「スタートアップ」と呼んでいる。

そして現在、競争が激しいウェブではなく、新たな領域でスタートアップを目指す人々が登場してきている。彼らが選んだ領域は「ハードウェア」である。IoT製品が関心を寄せる中、彼らの生み出す製品にも注目が集まっている。

従来、ハードウェアといえば家電メーカーのように大規模な工場や多くのスタッフがいなければ製造できないものであった。しかし、様々なプラットフォームが発展してきたことにより、少人数でもハードウェア製品の製作を行えるようになってきている。

ハードウェアスタートアップを支える3つの要素

1つには、スタートアップを考えた際の大きな難関である資金調達を行いやすくする「クラウドファンディング」である。インターネット上でアイデアを公開し、それに魅力を感じた支援者が資金を投じる仕組みだ。日本でも多くのクラウドファンディングサービスが誕生しているので、ご存知の方も多いと思う。

2つ目は、スマートフォンの存在があげられる。スマートフォンの登場はユーザーのライフスタイルを変え、日頃から持ち歩くデバイスとして、携帯電話から様々なニーズを解消するパーソナルコンピュータへと進化した。このスマートフォンを補完あるいは協働することで、新しい利用者体験を生み出しやすくなったといえるだろう。

そして3つ目として、Arduino(アルドゥイーノ)などのオープンハードウェアという、誰もが等しく使えるハードウェア基盤の登場もハードウェアスタートアップの誕生を後押ししているといえるだろう。これにより、ハードウェアの製作経験が少ない人でも、オープンに共有されているノウハウを参照することで比較的容易にプロトタイプなどを製作できるのだ。

こうした環境の変化によって、個人でもハードウェア製作が可能となっている。毎年夏に東京の有明で開催される「Makers Faire Tokyo」では、個人で開発したデバイスなども多く展示されるようになってきた。いまや、個人でもメーカーになれる時代となったのである。

JBPRESS

あわせてお読みください

記事ランキング

  • 直近1時間
  • 昨日

話題のキーワード

注目連載

あわせてお読みください

IoTニュース

Bluetooth meshで大規模IoT――「洪水型」で数千デバイスでの運用も可能
土に直接埋め込むセンサーが農業のIoT化を支える
ソフトバンク、IoTデバイス向けにeSIMプラットフォームを運用開始
シスコ、オープンなIoTデータファブリック「Kinetic」を紹介
ヤフー、IoTセンサーによるコミュニケーション活性化の実証実験
日本郵船とNTT、船舶IoTに関する共同実験を開始
徳島県からIoTサービス事業を創出--日本IBMや地元企業が共同施策
コノル、スマホタッチでつながるIoT製品「CORONA」でNFC導入をサポート
シスコのIoTプラットフォーム「Kinetic」、国内でも年内に提供開始へ
東急が渋谷にIoTスマートホームの体験スペース、帰宅すると自動的にエアコン作動(ニュース)
富士通とアジラ、町田市でIoTを活用した帰宅困難者の見守り実験
レオパレス21、IoTとLoRaによる見守りシステムの実証実験
ソフトバンク、ウエアラブル端末などのIoTデバイス向けにeSIMプラットフォームの運用を開始
進化する「goo」のAI、次はIoTで“あうんの呼吸”実現へ 
ビッグデータ時代のものづくりに必須--米FlyDataが産業IoTで日本参入
オフィスレイアウトの変更でコミュニケーションは活性化するか?――ヤフーがIoTセンサーで可視化へ

IoTニュース”は、Mynd Engineを活用して、世の中のIoT関連の記事をまとめさせていただき、ご紹介させていただきます。