ついにコンビニが「介護」を始めた!

異分野事業との融合で超高齢化社会のインフラに

2015.05.01(Fri) 白田 茜
筆者プロフィール&コラム概要

 食品業界で介護食や介護サービスが注目されている。コンビニ業界では高齢者層の取り込みに力を入れ、宅配サービスでもしのぎを削っている。2015年4月にはローソンが介護食や介護用品、介護サービスを提供する「介護コンビニ」を初出店した。

 コンビニが「介護」に力を入れている背景について迫ってみたい。

シニアのサロンまで併設、「介護コンビニ」の登場

 2015年4月3日、ローソンは埼玉県川口市に「介護コンビニ」1号店をオープンした。「かたさ」や「粘度」で食品を分類した「ユニバーサルフード」などの介護食や、介護関連用品も取り揃えるほか、介護の相談窓口も設けているという。

 店舗を運営するのは、首都圏で介護事業を展開する「ウイズネット」(さいたま市)。ローソンの加盟店となっている。介護事業者が運営することで、コンビニにケアマネージャーが常駐し、要介護申請の手伝いや介護ケアのアドバイスなどのサービスが可能になったわけだ。

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1978年佐賀県生まれ。佐賀県庁で食品のブランド化に関わる。その後、大学院で農業政策や食品安全に関するリスクコミュニケーションを学ぶ。食品コンサルタント会社を経て、現在は社会的関心が高い科学ニュースについて専門家のコメントを収集しジャーナリストに提供する活動をしている。関心のあるテーマは、農業、食品流通、食品安全、リスクコミュニケーション。


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