借りて得するカードローン活用術!!

伊藤真都史/いとう まさとし じぶん銀行 コンシューマーファイナンス営業部長

荻野 支出が増えて収入が減る。この4月には消費税も上がり、30~50代は苦しい世代ですよね。

伊藤 そうですね。この苦しい世代では、いざという時のための資金の準備と、余計な支出を抑えることが必要だと思いますが、実はカードローンを活用して得になる方法があるのをご存知ですか。

荻野 カードローンを使って得になるというのは初めて聞きました。

伊藤 例えば当行のカードローンの場合、全国約7万台の提携ATM(※1)で24時間365日(※2)、手数料ゼロで利用できますが、これを活用することでお得になるんです。荻野さんは夜中にコンビニATMでお金を引き出した事はありませんか?

(※1)三菱東京UFJ銀行、ゆうちょ銀行、セブン銀行、ローソンATM、イーネットATM
(※2)じぶん銀行のシステムメンテナンスの時間帯(毎週月曜日1時~5時と毎月第2土曜日21時~翌7時)を除きます。

荻野 たまにありますが手数料が数百円かかるので高いですよね。ひょっとして支払金利の方がコンビニATMの手数料より安いとかでしょうか?

伊藤 週末に借りて、週明けに返すだけのチョイ借りですと、借りた方がお得になるケースが多いですよ。またクレジットカードのリボ金利は15〜18%のところが多いので、リボ払いよりカードローンで借りて一括で支払った方が金利面で「節約」になるケースもあります。

5人に1人が利用!意外に多いカードローン利用者

荻野 なるほど!カードローンは使い方によってはお得になる、とおっしゃる意味が分かりました。いったいどれくらいの方が利用されているのでしょうか。

伊藤 政府や業界団体の統計によれば、就労者の5人に1人はカードローンを利用していると報告があります。現在、日本の就労者は6,000万人ほどいますから、1,200万人ほどのカードローン利用者がいることになります。皆さんが想像しているより多いのではないでしょうか。

荻野 5人に1人ですか。結構身近に使っている方が多いのですね。年代で見ると、どの年齢層の利用が多いのでしょうか。

伊藤 30~50代が多いですね。特に、この年代は住宅ローンや教育費増加などで家計の資金繰りも苦しい時期ですからね。

日本貸金業協会「資金需要者及び貸金業者向けアンケート調査結果報告」をもとに作成

 

伊藤 カードローンの利用者は9割くらいが5年程度で卒業していくんですよ。5年くらいの間に給料が上がったり、子供が社会人になって支出が減ったりするからだと思っています。 

荻野 教育にしても住宅にしても、一生お金がかかり続けるわけではないですものね。この時期を越えれば、9割以上の方が“卒業”していくというのは、いかにこの時期が、人生で一番お金のかかる時期であるかを物語っていますね。