米ツイッター、オキュパイ参加者の情報提供命令に異議申し立て

成長が鈍った?〔AFPBB News

 米国の調査機関ピュー・リサーチ・センターが公表した最新の調査(PDF書類)によると、インターネットを利用している米国成人のうち、ツイッターの利用者の割合は15%で、昨年5月時点の13%からわずか2ポイントの増加にとどまった。

 この割合は昨年では5ポイント増だったので、利用者数の伸びが鈍化していることになる。

 その一方で、ほぼ毎日ツイッターを利用しているという人の割合は一昨年の2%から昨年は4%に、今年は8%へと、年々倍増していることも分かった。

「ツイッター」「若者」「スマホ」に相関関係あり

 ピュー・リサーチ・センターでは、ツイッターはスマートフォン所有者がよく使う傾向があり、ここ最近のスマートフォン普及に伴って、日常的にツイッターを利用する人が増えていると分析している。

 例えばスマートフォン所有者のうちツイッターの利用者は20%いて、日常的に利用している人は13%。これに対し、スマートフォン以外の携帯電話所有者に占めるツイッターの利用者はわずか9%、日常的に利用している人は3%だ。

 これを年齢層に重ね合わせて見ると興味深いことが分かるとピュー・リサーチ・センターは指摘している。それによると、ツイッターの利用者は18~24歳の層の割合が31%と最も高く、この後、25~34歳の17%、35~44歳の16%、45~54歳の9%、55~64歳の9%と続いている。

 このうち18~24歳は、1年前の18%から大きく伸びているが、それ以外の年齢層はいずれも前年と同じ、あるいは1~2ポイントの増減だ。

 そして、この18~24歳は、スマートフォン普及の伸びが最も高い層でもある。このことからツイッターと若者、スマートフォンの間には相関関係があるとピュー・リサーチ・センターは見ている。