第6回 法務・知財DXフォーラム
基調講演「企業法務の将来を考える-変革Ver.2.0-」
開催日:2024年5月23日(木)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
企業法務には「企業価値を向上させるための役割(Partner)」と「企業価値の毀損(きそん)を防止する役割(Guardian)」が求められ、経営の変化に対応した強化が望まれるものの、そのためにはリソースの捻出が問題となります。限界のあるリソースをいかに付加価値や優先順位の高い機能に集中していくか。これからの企業法務の在るべき姿を示すのは、東京大学 名誉教授であり、EY弁護士法人でシニア・アドバイザーを務める平野温郎氏です。
平野氏は、経産省による報告書の要点を振り返りながら、法務機能の在り方と実装について解説。さらに、「変革Ver.2.0」を実現する鍵となる、リソースミックスや法務DXの考え方を伝えます。
【TOPICS】
- 「経産省在り方研究会報告書」に対する評価と批判
- 「平成報告書」「令和報告書」の要点と組織変革のイメージ
- 報告書が積み残した3つの課題とは
- リーガルテック導入に値する、法務部が抱える課題
- 令和報告書の具体的な実装例に見る、法務機能の在り方と実装
- 法務DXの3つの意義とメリット
- 法務部マネジメントの失敗から得た教訓
- リソース不足を解消するためのリソースミックス
- 外注化(外部リソースの調達)の3つの意義
- 「変革Ver.2.0」の実現のために法務部に求められる在り方とは