第11回 マーケティング&セールスイノベーションフォーラム
基調講演「DX時代の営業マネジメント」
開催日:2023年12月12日(火)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
DXが進展すると、営業マネジメントにはどのような変化が表れるのか。拓殖大学商学部教授の北中英明氏は、「営業DXがもたらす変化の本質は、営業員の持つバウンダリー・スパナー機能がAIによって置き換えられる点にある」と語ります。
バウンダリー・スパナーとは、顧客との関係構築、市場情報の収集、会社代表として自社ブランドを体現する機能のこと。北中氏は、それらがAIにとって代わられた結果として見えてくるのは、ある「2つのノー」だと自論を展開します。
顧客までが「人間」でなくなる可能性を持つこれからの時代に、営業組織や営業活動はどのようにあるべきか。営業に人間の領域は残るのか。DX時代の営業DXの推進やその方向性における興味深い視点と多くの示唆を与える、営業関係者ならずとも必見の内容です。
【TOPICS】
- アメリカに後れをとる日本のDX化の現状
- 「DX」および「DX人材」の定義と日本における認識の相違
- 営業に影響を及ぼす7つの技術とは
- 営業DXがもたらす変化の2つの方向性
- 営業の本質的な機能は「バウンダリー・スパナ―」
- DXで営業活動と営業組織の在り方はどう変わるか
- DXにより顧客も変化する――顧客はいつまでも「人間」なのか
- 人間志向の営業DXのために、組織と個人はどうあるべきか