* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第6回 ファイナンス・イノベーション
特別講演Ⅰ「ポートフォリオ変革実現に向けた経営管理の高度化~資本収益性向上の取り組み~」
開催日:2023年7月18日(火)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
コロナ禍で経営統合以来初の当期赤字に陥った百貨店事業大手のJ.フロント リテイリング。しかし翌年には黒字転換を果たし、営業利益もコロナ前の規模へと回復しつつあります。一方、「景気動向に大きく左右される小売業一辺倒の体制から、いかに変革させるかが課題」と、同社取締役兼執行役常務で財務戦略統括部長を務める若林勇人氏は強調します。
百貨店事業中心の経営から、デベロッパーや金融など非小売り事業の比重を高めていく中で、経営管理においても従来のP/L視点からB/S重視へと大きくシフトし、投資家との意識ギャップを埋めるべく取り組んでいると言います。
コロナ禍からの復活を経て、本格的な再成長フェーズへと入っていく2024年度以降を見据え、百貨店大手として描く事業ポートフォリオの変革について、若林氏が語ります。
【TOPICS】
- アフターコロナの百貨店に求められる経営変革
- 投資家との意識ギャップを生むP/L経営
- 店舗別にB/S経営を徹底させる
- 投資判断や事業・資産の見極めを明確に
- 2030年を見据えた事業ポートフォリオ変革
- 市場への情報開示と対話が気付きを生む