物流ビジネスの大変革、「Logistics 4.0」をどう生き抜くか

　物流業界は現在、「Logistics 4.0」の時代を迎えており、業界全体で省人化と標準化が進む中、物流会社が未来を勝ち抜くためにはビジネスモデルの革新が欠かせない。そう語るのは、ローランド・ベルガーの小野塚征志氏です。

　Logistics 4.0においては、AIやロボティクスの進化が“人の介在”を必要とするプロセスを大幅に減少させるとともに、IoTの進化によって輸送手段やルートなどの柔軟な組み替えが可能になる、と小野塚氏。さらに、これらは物流技術の進化にとどまらず、物流ビジネスの「装置産業化」をもたらすといいます。

　このような時代に、物流会社はどうすれば勝ち残ることができるのか。小野塚氏が、先進的な事例とともに業界動向を概観しながら、勝ち残りの方向性を解説します。