既存事業とSDGsはどう関連している?
自社の既存事業や活動とSDGsの17のゴールとの関連性を見るためには、SDGsマッピングを作成する必要がある。
SDGsマッピングは、次の方法で作成する。
➀自社の事業活動並びに社会貢献活動を棚卸しする。
②各活動を自社バリューチェーンにプロットする。
③各活動がSDGsのどのゴールにつながるかをまとめる。
SDGsマッピングの結果、一部の社会貢献活動がバリューチェーンに該当しないケースがあるが、それは事業性と社会性の両立、つまり、本業を通じて事業と社会に貢献するSDGs活動ではなくボランタリーな活動である。
SDGs活動は、Should(社会課題)、Would(自社の想い)、Could(自社のこだわり・もちもの)の重なり合う活動、つまり自社が行う目的(Why)が明確な活動が最もよいとされるが、その1つも当てはまらないボランタリーな活動の場合は見直しの検討をするとよい。
SDGsマッピングの作成により、自社の既存事業とSDGsの関連性が分かるだけではなく、今現在どのゴールに注力しているかや今後していくべきか、もしくは貢献できていない箇所が明確になる。