Supershipの取り組みにより、「顧客分析、広告配信、効果測定までを一気通貫で実現する “One Data Marketing Platform”を構築する」と話す山本氏。同プラットフォーム上ではオンライン(属性データ、Web行動データ、検索キーワード)からKDDI×Supershipの保有する2000万ユニークユーザーの高精度なデータを分析するとともに、オフライン(ストア)からも店内動線データや近接データを活用することで、商圏や利用者属性に合わせた効果的な広告配信を実現できるという。

具体的な顧客をターゲットや段階ごとにまとめると、次のような施策が見えてくる。
① 新規顧客獲得(商圏内の居住者、通勤者への広告配信による
  初来店者数の向上)
② リピーター獲得(来店者をセンサーで捕捉、リターゲティング
  広告配信で再来店者数の向上)
③ 購買単価の向上(センサーデータで判別したロイヤルカスタマー
  への広告配信→購買単価の向上)