複数台のタグの管理機能も計画

写真2 「お散歩タグ」(右)とLPWA通信モジュール「KYW01」(手前)。左は「見守ガイド」

 お散歩タグにはLPWAとは別に、100m前後の通信が可能な特定小電力無線通信機能も備えている。これは、お散歩タグを持って外出したことを検知するためのもの。お散歩タグを検知できなくなると「高齢者が外出した」と判断して室内に置いた「見守ガイド」のアラームを鳴らし、同居人に知らせる。

 お散歩コールの利用料金は、機器のレンタルと通信料金を含め月額1000円から1100円程度。2020年8月の発売以来、注文が途切れず、2021年1月半ばまでの約5カ月で利用数は600件に迫るという。

 テクノスジャパンはお散歩コールの機能を拡張した新製品を計画している。現行のお散歩コールは1個のお散歩タグを管理するものだが、高齢者施設や集合住宅での利用を想定し、複数のお散歩タグを管理できる機能を盛り込む。

 薬の飲み忘れを防止する服薬支援製品も計画中だ。所定の時間に服薬を促すアラームを鳴らす機能と、アラームを停止するボタンを持たせる。これにもLPWAの機能を持たせ、アラーム停止の信号を受信しない場合は、薬を飲み忘れているなどの可能性があると判断して家族などのスマホに通知する。