また、セコムは警備ロボットの実証実験をスタートさせる。利用するのは、機能強化した自社開発の自律走行型警備ロボット「セコムロボットX2」(写真4)。セコムロボットX2は炎検知センサーや不審者を威嚇するランプなどに加え、熱画像センターや金属探知機を備えるアームを実装しており、自律走行による巡回警備中に発見した不審物を点検できる。

写真4 セコムの自律走行型警備ロボット「セコムロボットX2」(出所:セコム プレスリリース)

 実証実験は2019年1月中旬と2月中旬の2回、都営地下鉄新宿線の馬喰横山駅コンコースで実施する。構内に放置されたカバンを発見して内部に危険物がないか金属探知機で点検したり、ごみ箱に不審物がないか熱画像センサーで点検したりする。

 清掃や警備のほか面白いところでは、日本ユニシスが、関東でスーパーマーケットを500店舗以上展開するユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)と共同で、小売店の業務を支援する自律走行型ロボットを開発。11月に東京・墨田区にあるU.S.M.Hの店舗、フードスクエアカスミ オリナス錦糸町店で本格運用を開始した(写真5)。

写真5 日本ユニシスとユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスが共同で研究開発した自律走行型の店舗業務向けロボット(出所:日本ユニシス プレスリリース)

 閉店後の店内をロボットが巡回して商品陳列棚を撮影し、棚に取り付けたPOPの有効期限を確認。表示期間が終わったPOPを見つけると店舗スタッフへ差し替えをうながす。日本ユニシスは表示価格や陳列棚の品切れなどをチェックする機能を追加し、2019年春にロボットを商品化する。