今年2月、経済産業省主催の第4回「日本ベンチャー大賞」で「日本ベンチャー大賞(内閣総理大臣賞)」を受賞したメルカリ。市場を牽引するフリマアプリ「メルカリ」をはじめ様々なCtoCサービスを打ち出し、国内外から注目を集め続ける国内有数のベンチャー企業だ。

2月26日に総理大臣官邸で行なわれた第4回日本ベンチャー大賞表彰式の様子 (写真は首相官邸ホームページ「総理の一日」より引用)[※1]

また、同日中に否定のコメントを発表している[※2]ものの、今月18日にはNHKニュースで「6月に上場予定」と報道されたことが話題を呼んだ。メルカリはこれまでにも何度か「上場予定」が報じられているが、その度に今回同様否定している。こうした“フライング報道”やそれに対する世間の反応を見ても、注目度の高さが伺えるところだ。

フリマアプリでのし上がってきた印象の強い「ユニコーン企業」メルカリだが、他にもいくつもの新サービスを次々に打ち出している。また、フリマアプリ自体も昨年末に一部の仕様が変更され、その変更内容[※3]から「上場の下準備では?」と囁かれたことも記憶に新しい。

今回は、もはや「メルカリ=若い女性が使うフリマアプリ」というかつての印象に留まらず、巨大なCtoCプラットフォームを構築しつつあるメルカリの最新事情を見ていこう。

[※1]平成30年2月26日 第4回日本ベンチャー大賞表彰式 | 平成30年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ
http://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201802/26venture.html

[※2]本日の一部報道について | 株式会社メルカリ
https://about.mercari.com/press/news/article/20180418_notice/

[※3]フリマアプリ「メルカリ」仕様変更のお知らせ | 株式会社メルカリ
https://about.mercari.com/press/news/article/20171114_update/