IoT(Internet of Things)の最新ニュースや企業&ベンチャー事例(ケーススタディ)ほぼ毎日掲載

イノベーション
2017.07.20

生産現場の「カウント」に労力をかけ過ぎていないか
実践!IoTを使った現場改善(6)

BY

棚卸しの際の数量計測などは優先的にIoT化すべき作業だ(写真はイメージ)

 IoTによる生産革新は、決して先進的な大企業ばかりが恩恵を得られるわけではない。むしろ限られた人材や設備でものづくりを行っている多くの中小企業にこそ大きな可能性をもたらすものである。

 日本能率協会コンサルティング(JMAC)では、IoTデバイスを使いこなす強い現場つくりを目指すために「現場IoT7つ道具」を提唱している。

 現場IoT7つ道具とは、現場の見える化の対象を「位置(Location )」「作業(Operation )」「場面(Situation )」「稼動(Availability)」「数量(Count)」「品質(Quality)」「危険(Hazzard)」の7つとし、これらの対象をセンシングし、データとして蓄積、解析することで次の生産活動につなげる手法である。

 例えば「数量」であれば“Count”の頭文字「C」をとって、「IoC」と呼ぶこととしている。すなわちあらゆるものの数量を“Count”し、インターネットにつなげるという考え方である。

 第6回目となる今回は「IoC」についての考え方や取り組み事例を紹介する。

◎連載「実践!IoTを使った現場改善」(バックナンバー)
(第1回)製造現場にIoT、一体何ができるようになるのか
(第2回)縦横無尽に動く工場のフォークリフトを追跡せよ(IoL/位置)
(第3回)工場従業員の作業実態をセンサーで把握する(IoO/作業)
(第4回)生産現場の不良や故障、その瞬間を捉えて対策を(IoS/場面)
(第5回)明日の生産計画は設備の稼働状況データから(IoA/稼働)

優先的に改善されるべき「カウント」作業

 製造現場には「3M」(Man、Machine、Material)という言葉で表現される様々な資源が投入されている。高い生産性を実現するためには、投入資源を有効に活用する必要があることは誰もが理解していることであろう。そのため、投入資源の管理は従来から行われている。

JBPRESS

あわせてお読みください

記事ランキング

  • 直近1時間
  • 昨日

話題のキーワード

注目連載

あわせてお読みください

IoTニュース

Huawei独自OS登場の真実味と虚構。Androidベースならば可能性はあるかもしれない(本田雅一)
モノをなくしたらスマホに通知するIoT紛失防止デバイス
米Multi-Tech、LoRaWANで日本市場に本格参入
東京の地震データを改ざん不能なブロックチェーンに記録開始、ツバイスペース
UR都市機構がセンサー42個装備のスマートホーム--昭和30年代の暮らしと比較も
全米最大のホームセンター「ホームデポ」が発見した“3種のスマートホームユーザー”
日本郵船が取り組む「船舶IoT」とは何か?主要システム「LiVE」「SIMS」の役割とは
エクストリームネットワークス、IoTデバイスを安全にネットワークにつなぐアダプタなどを発表 | IT Leaders
【CES Asia 2019】開幕。自動車技術の出展に日産やデンソーが初参加
マクニカ、IIoT×AIを活用したセンシングを提案
日立がIoTプラットフォームLumadaを使って2年で2兆円を目指す
ビジネスプロセス変革の最前線に「変貌するBPM」─iBPM、そしてケースマネジメントへ | IT Leaders
今さら聞けないIoTの裏の“裏”
Cognitive Servicesに3つの新サービス
5G今秋プレサービス開始のドコモが目指すMaaS…NTTドコモ執行役員IoTビジネス部長谷直樹氏[インタビュー]
【IoT時代の無線通信技術「LPWA」とは?】(第14回)柔軟さと相互接続性を確保した工場向け通信規格「ISA100.11a」【ネット新技術】

IoTニュース”は、Mynd Engineを活用して、世の中のIoT関連の記事をまとめさせていただき、ご紹介させていただきます。