選ばれた人のみが安心して住める「邸宅」

 三田ガーデンヒルズは、三井不動産レジデンシャルと三菱地所レジデンスの大手2社による共同開発で、ガーデンヒルズブランドが使われるのは都心を代表するヴィンテージマンションとなっている「広尾ガーデンヒルズ」以来。開発当初から注目度が高く、いったいどんなマンションが建てられるのか、価格はいくらになるのか業界関係者が固唾をのんで見守っていた。

 その広尾ガーデンヒルズは、竣工から30年以上が経過しているものの、現在も分譲時価格以上で取り引きされている。2億円超で売り出されている物件もあり、建物の位置によっては物件が出れば売値で購入するというウェイティング客がいるともいわれている。そのガーデンヒルズと名がつく新築マンションなのだから、超破格の高額物件でも人気になって当然だろう。

 場所は東京都港区三田一丁目、東京メトロ南北線・都営地下鉄大江戸線「麻布十番」駅から徒歩5~7分で、建物は地上14階建てが2棟、総戸数は1002戸の都心の一等地では希少な大規模開発物件。2025年3月竣工、同年6月入居予定だ。

三田ガーデンヒルズ 外観完成予想CG(公式サイトより)

 都心ではあり得ないような豊かな緑に囲まれた立地で、旧逓信省の歴史的建造物を継承する建築美の建物と、帝国ホテルとの提携による最上級のホスピタリティーが用意されている。

 また、外部の人が入れない広い庭園に囲まれており、セキュリティ、プライバシーが確保されている。超高層マンションの多くでは、周辺に公開空地を設けており、外部の人も自由に立ち入ることができるが、ここでは住民専用で、外部の人が入ることはできない庭園となっている。

 住む人に安らぎ、解放感を与えてくれ、選ばれた人だけが安心して住まえる邸宅といっていいのではないだろうか。それも超高額物件にかかわらず高い人気につながっている理由のひとつといっていいだろう。