中国でのiPhone発火、アップルは「外部からのダメージ」が原因と主張

中国・上海にある「アップルストア」に掲げられたロゴ(2016年9月16日撮影)。(c)AFP/JOHANNES EISELE〔AFPBB News

 海外メディアの報道によると、米アップルが開発しているとされる眼鏡型の情報機器は年内にも発表される可能性があるという。

iPhoneの2017年モデルと同時発表か

 これは、米マイクロソフトの元テクノロジーエバンジェリストで、著名ブロガーのロバート・スコーブル氏が、米国のインターネット番組「This Week in Tech(TWiT)」に出演して語ったものだと米アップルインサイダーなどの海外メディアが伝えている。

 それによるとアップルの眼鏡型機器は、現在建設中のアップル新社屋についての発表が行われる際、あるいは今秋に発売が予定されているiPhoneの2017年モデル発表時に併せて明らかにされる可能性があるという。

 これに先立つ今年1月、スコーブル氏はアップルがドイツの光学機器大手、カールツァイスと提携して眼鏡型の機器を開発していると報告していた。

 このとき同氏はカールツァイスの従業員にアップルのプロジェクトについて確認を取ったとし、自身のFacebookページに投稿していたが、今回あらためて複数の“最高レベルの情報筋”の話として、ネット番組で報告した。

クックCEO、拡張現実への投資に言及

 同氏によると、アップルが開発しているとされるのは軽量な眼鏡型機器で、体の別の部分に装着する電子機器か、iPhone内に収められる電子機器と連携する。そしてiPhoneと無線で接続し、利用者が見ている現実世界に重ねて様々な情報を表示する。

 目の前の現実の場面にデジタル情報を重ね合わせて表示するこうした技術は、「拡張現実(AR:augmented reality)」と呼ばれ、利用者が実際の場面から離れ完全にデジタル世界の中に身を置く「仮想現実(VR:virtual reality)」とともに注目されている。