「搾取されているよう」英フード宅配大手配達員ら 組合承認求む

宅配はどんどん進化する。写真は英ロンドンのカムデン特別区で、フード宅配サービス「デリバルー」の配達員として働くビリー・シャノンさん〔AFPBB News

 米ビジネスインサイダーや米ウォールストリート・ジャーナルなどの海外メディアの報道によると、米アマゾン・ドットコムは、輸送トラックを配車するためのモバイルアプリの技術を開発しているという。

Uberの貨物トラック版

 これは、荷主と輸送トラックをマッチングさせるアプリで、米ウーバーテクノロジーズ(Uber Technologies)などが手がける配車サービスのようなことが可能になるというもの。

 実現すれば、従来かかっていた15%ほどの中間業者の手数料を省くことができる。アプリは来年の夏にも利用できるようになる見通しだとビジネスインサイダーは伝えている。

 そして、ウォールストリート・ジャーナルによると、アマゾンはこれを使うことで、例えば港から物流センターに貨物を輸送したり、倉庫から宅配施設に商品を運んだりすることが、自らの手配で可能になる。

 さらに、配車ネットワークが拡大すれば、その輸送能力を自社で扱う荷物に使うだけでなく、他社にも提供できるようになる。

 アナリストらは、この仕組みが成功すれば、アマゾンは手数料収入を得ることができ、新たな収益源がもたらされると指摘している。

自社ブランドのトレーラー、数千台導入

 アマゾンは昨年12月、同社の倉庫など米国における施設間で商品を輸送するために、自社ブランドのトラックを数千台導入すると発表した。

 ただしアマゾンが所有するのは、同社のロゴが描かれたトレーラー部分のみで、トレーラーを牽引するトラクターとドライバーは外部企業に委託している。