最近、韓流スターたちのスキャンダルが相次いで起きている。恋人に暴行した容疑で告訴されたキム・ヒョンジュンと、50億ウォンを払わなければセクハラ発言をしている動画を公開すると脅され、その女性たちを告訴したイ・ビョンホンである。

交際している女性に「常習的暴行」

 キム・ヒョンジュンとイ・ビョンホンの立場は全く逆である。キムは加害者であり、イは被害者だ。しかし今、彼らはどちらもバッシングされている。

 まず、キムは「花より男子」などで培った優しい王子様のイメージが、女性に暴行したことで「暴力男」というイメージに塗り替えられてしまった。

 キムを告訴した女性によると、2012年から交際を始め、今年の5月から2カ月間3回以上「常習的に暴行」を受けたとしている。

 これに対しキムは、2012年から知り合ってはいたが、付き合ったのはここ数カ月であり、暴行も「常習」ではなく、言い争いの末の体のぶつかり合いだったと発表した。

 だが、女性側がマスコミに診断書や傷ついた体の写真を送りつけたことで、「暴行」だけでなく「責任回避」というイメージダウンを免れなくなった。

 さて、韓流スターを超えてハリウッドスターとして活躍しているイ・ビョンホンの場合はどうだろうか。

 彼は、20代の女性2人と一緒にお酒を飲んでいた時に発したセクハラ発言を動画に撮られてしまい、それをネットに配信されたくなければ50億ウォンを出せと脅迫された。イは、所属事務所にこのことを知らせ、所属事務所が彼女たちを告訴した。

 ここで、世間を驚かせたのは、脅迫したのが現役の女子アイドルと若いモデルだったこと。