米国で大きな影響力を持つと言われる消費者情報誌コンシューマー・リポートは7月12日、米アップルの新型スマートフォン「アイフォーン4(iPhone 4)」を推奨しないと評価した。
「ソフトの不具合」というアップルの主張に異論
アップルの主張とは異なり、ハードウエアに不備があると結論づけている。同誌のエンジニアが3台のアイフォーン4を小売店から購入し、すべてに同様の製品テストを行った結果、電波の受信性能に問題があることを確認したとしている。
「アイフォーン4」受信感度に難あり〔AFPBB News〕
テストは同誌を発行している米消費者同盟(Consumers Union)のラボで行われた。外部電波が遮断される特殊な部屋で、アイフォーン4の通信サービスを提供している米AT&Tの基地局を再現した装置を使って電波を発信。問題とされている本体側面左下の黒いスリット部分を指で覆って感度を測定した。
この結果、接続が完全に切れるほどに信号は著しく低下することが分かったとしており、同誌はこのテストの様子をネットで公開している。
また同様のテストを、アイフォーンの従来モデル「3GS」や米パームの「Pre」といったAT&Tのほかの端末を使って行ったが問題は確認できず、この現象はアイフォーン4特有のものだとしている。
AT&Tの携帯電話ネットワークが第一の要因でないことも明らかになったとしている。
アップルは同月2日、ユーザーに宛てた公開書簡で、問題は電波状態の強弱を判定するソフトウエアの計算式に誤りがあったと説明。
これによりディスプレイ上のアンテナバーの数が実際よりも多く表示され、もともと電波が弱い状況下ではどの携帯電話にも見られるように本体の持ち方によって受信感度が低下し、結果として通信が切れることがあると弁明した。
「今回のテストでは、アップルのこの主張に疑問を投げかける結果となった」とコンシューマー・リポート誌は異を唱えている。
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- 「iPhone 3GS」
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