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アド・テクノロジーは今後どこへ向かうのか

ad:techイノベーション・ゾーンに見えたヒント

2012.11.15(木) 志村 一隆
    http://goo.gl/UKmr0
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 ad:tech tokyo 2012(10月30~31日開催)には、イノベーション・ゾーンというスタートアップ企業が集まるコーナーがある。前々回紹介したinfogra.meもその1社だったが、それ以外にも面白い企業やサービスが並んでいたので紹介したい。

フィードフォース社の「ソーシャルPLUS」

 ウェブ上の様々なサービスを利用したいが、新たにアカウントを作るのは面倒である。

 そんなときに、既に使っているであろうミクシーやツイッター、フェイスブックのアカウントでログインできれば便利だ。こうしたサービスを「ソーシャルログイン」と言う。

 「ソーシャルログイン」を自社で構築するのにフェイスブック側に支払いが発生するわけではないので、自社エンジニアが対応すれば基本的に低コストで対応できる。

 しかし、ソーシャルメディア側の仕様変更や、新たなソーシャルメディアが出現した場合など、その都度修正、対応するのは面倒である。

 そんなとき、フィードフォース社の「ソーシャルPLUS」を導入すれば、様々な変更をやってくれる。自社サイトに簡単なタグを入れるだけで利用できるサービスである。費用は月額2万5000円から。

デモ社の「ghostrec」

 ウェブの視聴動向を測定するサービスをユーザビリティ調査という。ユーザビリティ調査は、サイトデザインの質向上のために用いられる。

 つまり、ページビュー数といった量の測定ではなく、サイトのどの部分(画像、バナー、映像など)がユーザーの関心を呼んだかについて測定する。具体的には、マウスの動きをチェックし、関心の方向性を把握する。

 「ghostrec」はユーザビリティ調査を手軽に行えるサービスである。いままで、ユーザビリティ調査は、調査したいウェブを調査会社のサーバーに取り込み、ユーザー動向を把握するといったコストのかかるサービスであった。

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Kazutaka Shimura

1991年早稲田大学卒業、WOWOW入社。2001年ケータイWOWOW設立、代表取締役就任。2007年より情報通信総合研究所で、放送、インターネットの海外動向の研究に従事。2014年6月からヤフー株式会社でエバンジェリストとして活動中。

2000年エモリー大学でMBA、2005年高知工科大学で博士号 。

著書には『明日のテレビ~チャンネルが消える日』(朝日新聞出版)、『ネットテレビの衝撃 ―20XX年のテレビビジネス』(東洋経済新報社)、 『明日のメディア 3年後のテレビ、SNS、広告、クラウドの地平線』(ディスカヴァー携書) などがある。

ウオッチング・メディア

地球を小さくしたIT(情報技術)革命。インターネットや携帯電話の市場が急拡大する一方、新聞やテレビ、雑誌は生き残りを賭けてビジネスモデルの再構築を急いでいる。激変する国内外のメディア界に、行政や学界、マスコミの第一人者が鋭く切り込む。

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