週刊NY生活 2012年9月22日413号

 ホワイトハウスの請願サイト「ウィ・ザ・ピープル」に9月2日、「Hisa a」の名前で、竹島の領有権問題は国際司法裁判所に共同で付託するという日本側の提案を「韓国が受け入れるよう説得を」との趣旨の請願が提出された。

 ホワイトハウスの回答を得るためには30日以内に2万5000人以上の賛同署名が必要となる。

 今回の期限は10月2日までとなるが、9月17日現在2万1234人が署名している。日本人が大部分だが韓国人と思われる名前もある。

 請願書の内容は次の通り(原文英語)。

 「竹島の領有権問題についての日本側の提案を韓国が受け入れるよう説得を。韓国は日本の領土である竹島を不法占有している。韓国は独島と呼んでいる。日本は韓国に対して国際司法裁判所に提訴を提案したが、韓国はこれを拒否した」

 「サンフランシスコ平和条約の草案作成段階でディーン・ラスク米国務次官補極東担当は、竹島を日本が放棄する地域の一つとして加えるようとの韓国の要求を拒否した。これは単に日本と韓国との2国間問題でなく、米国も深くかかわっており、北東アジアにおける責任を免れるものではない。国際司法裁判所へ行くことは論争を解決する平和的で公平な方法である」

週刊NY生活・本紙記事の無断転載を禁じます。JBpress では週刊NY生活の許可を得て転載しています)