前回は完全情報を有した完全な市場は実は存在しない、というお話をしてきました。市場には多かれ少なかれ不均衡があって、それをうまく利用することで恋愛均衡説を打破でき、自分よりもランクの高い異性を射止めることが可能になります。
具体的な方策として、(1)自分の資産価値を上げる、(2)男の価値は時間とともに上がることを心得る、(3)自分に有利な「売り手市場」に参入し、不利な「買い手市場」から撤退すべし、という3つの手法を解説してきました。
今回はその続きで、(4)資産価値を適正に評価することの大切さをお話ししましょう。
資産価値は適正に評価すべし
自分の評価を上げたつもりでも、相手には伝わらないこともある〔AFPBB News〕
これは「値踏み」の問題です。
誰でも資産価値があると申し上げましたが、その資産価値が常に正しく判断されているとは限りません。むしろ、間違って判断されているというふうに考えた方が自然です。不完全情報しか持たないというのが常態だからです。
4つの側面が考えられます。
・自分が自分の資産価値を正しく評価しているのかどうか
・自分が相手の資産価値を正しく評価しているのかどうか
・相手が相手自身の資産価値を正しく評価しているのかどうか
・相手が自分の資産価値を正しく評価しているのかどうか
この中で致命的に重要なのは1番目の、自分が自分の資産価値を正しく評価しているのかどうかです。詳しく説明しましょう。
「現在」の自分の市場価格については、自分を過小評価している場合と過大評価している場合がありますが、どちらも大きな問題です。
自分を過小評価している場合
まず、自分を過小評価している場合。例えば、自分の市場価格が本当は80点くらい魅力的なのに、60点と思い込んでしまっている場合です。
本来なら80点ですので同じくらいの女性と交際すべきですが、60点と思い込んでいるために70点くらいの相手も視野に入ってきて、自分を安売りしかねません。本来価値が分かった時に、「高値づかみ」をしてしまったと後悔します。
男女ともに言えることですが、私たちが心理的に自分を安売りする典型的なケースは2つあります。
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