以下はサマリー動画です。本編動画(28分30秒)はコチラから。

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 創業以来、うま味調味料として知られる商品「味の素」をはじめ、アミノ酸の知見を活用した事業を展開してきた味の素グループ。同社では、現在、アミノ酸のノウハウを活用して社会課題の解決につなげる独自の科学的アプローチを「アミノサイエンス」と定義し、さまざまな領域で新たな価値創造に取り組んでいる。本動画インタビューにて、同社の高付加価値事業創出の戦略と取り組みについて語るのは、味の素グループ 取締役 代表執行役副社長Chief Innovation Officer 研究開発統括の白神浩氏だ。

白神 浩/味の素グループ 取締役 代表執行役副社長 Chief Innovation Officer 研究開発統括

 同社におけるイノベーション創出の大きな成功事例の一つが、今や世界中の高性能パソコンのCPUに用いられる絶縁材「味の素ビルドアップフィルム(ABF)」だ。なぜ、味の素グループが半導体の領域に目を向けたのか?また同社がいかにして半導体で確固たるポジションを確立できたのか。そこには企業の存続危機に直面した、死に物狂いで技術を探索する研究者たちの泥臭い世界があった――。

 さらに、本動画では、この事業を“成功モデル”として型化し、他の事業開発にも応用している点にも迫る。「プロダクト(製品)のイノベーションが起きると、次に材料や製造方法に関するプロセスイノベーションが起こる」という点に着目し、「世の中で起きているさまざまなプロセスイノベーションにおいてアミノサイエンスで貢献できる要所を絶えず探し、素早くそこに参入していった」と語る白神氏。プロセスイノベーションをいかにして成功事業へと発展させていくのか、味の素グループの次なる一手とは?

 現在、味の素グループでは、市場の成長性や社会価値の高い領域に絞ることを基本方針とし、「ヘルスケア」「フード&ウェルネス」「ICT」「グリーン」の4つを成長領域に定めている。これらの領域における飛躍的成長に向けた、味の素グループならではの強みとは何か? いかにして無形資産を豊かにし、従業員が志を高く持ち続けられる組織風土を作るのか? 白神氏が、アミノサイエンスの強みを生かした成長戦略から人材戦略まで、味の素グループのイノベーション創出の全貌を語る。

【動画インタビュー視聴方法】
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<動画インタビュー内容>

  • 味の素グループが掲げるアミノサイエンスとは?
  • アミノサイエンスからABFの開発に至る背景
  • 事業の存続危機 ターゲット開拓までの道のり
  • 半導体市場で確固たるポジションを確立できた理由とは?
  • 高付加価値事業を生み出す その秘訣に迫る
  • 従業員が志を高く保ち続けられる組織風土の作り方
  • 味の素グループ これからの展望
(撮影:榊水麗)

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