第7回 ファイナンス・イノベーション
特別講演4「部分最適から全体最適の経営へー企業価値を上げ続ける実践ROICマネジメントー」
開催日:2024年2月21日(水)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
ROIC(投下資本利益率)マネジメントで重要なのは、継続的な企業価値の向上につなげることだ。――そう語るのは、元オムロン取締役執行役員専務 CFO兼 グローバル戦略本部長の日戸興史氏です。
現在はワコールホールディングス社外取締役などを務め、ROIC経営の実践について啓蒙(もう)活動を行う日戸氏。ROICをどう企業の成果に結びつけるかという、ROICマネジメントのポイントを伝授すると共に、全体最適なROICマネジメントの実現方法について、オムロンの事例を挙げて解説。さらに、マネジメントの変革に有効な理論としてTOC(制約理論)を取り上げ、オムロンヘルスケアにおける実践例と共に紹介します。
資本コストや株価を意識した経営が急務となっている日本企業において、ROIC経営の実現は企業存続をかけた喫緊の課題です。ぜひ本講演でその解決の糸口を見つけてください。
【TOPICS】
- 誰のため、何のためのROIC経営か
- ROIC経営を起点とした拡大再生産のスパイラルアップ
- ROICマネジメントとは何か? 取り組みにおける3つのポイント
- 部分最適から全体最適へ。ROICマネジメントをどう変革するか
- 全体最適なROICマネジメント実践-オムロンの事例
- ボトルネックに集中する、TOC(制約理論)の考え方
- オムロンのヘルスケア部門に見る、TOC実践例