* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第9回 ものづくりイノベーション
特別講演Ⅰ「日本製鉄におけるデジタルトランスフォーメーション戦略の推進」
開催日:2023年9月27日(水)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
複数の鉄鋼メーカーの統廃合によって誕生した、業界最大手の日本製鉄。国内に6カ所の製造拠点を持ち、それぞれ1000万平方メートル超の広大な敷地に工場を構えています。
同社では1960年代から積極的にITを取り入れ、データによるものづくりを進めてきました。「鉄鋼業はデータ産業」と、同社執行役員でデジタル改革推進部長の星野毅夫氏が語るように、長年の業務から得られたビッグデータが今の強みになっているといいます。
ところが、こうした膨大なデータを意思決定に生かしきれていないという問題も、同時に抱えていました。そこで同社では現在、クラウドやAIを導入しながら社内DX化を加速させています。データ資産を生かすDX、そしてそれを支える人材育成とは。「つなげる力」「あやつる力」という2つをキーワードに、星野氏が語ります。
【TOPICS】
- 東京・千代田区より広い製鉄所をDX化する
- 鉄鋼業は古くから「データ産業」だった
- DXの鍵となる「つなげる力」「あやつる力」とは
- 各製造拠点のデータを収集、管理するには
- AI活用が製造現場を安定化させる
- 複雑な鉄鋼生産計画もAIで策定する時代へ
- DX人材育成に必要な2つの視点