※本動画コンテンツは、2022年12月7日に開催されたJBpress/JDIR主催「第2回 物流イノベーションフォーラム~危機を変⾰の好機に変える物流DXで実現する⽣産性の向上とサステナビリティ経営~」の特別講演3「私たちの使命、それは物流を止めないこと~DX推進とイノベーション戦略で挑戦する国際物流~」のアーカイブ配信です。
日本は衣食住に関わる原材料や製品をはじめ、数多くの資源を輸入に頼る、世界有数の貿易大国です。その輸送手段の中でも群を抜いているのが船舶による海上輸送であり、その割合は実に99.6%にも上ります。仮に海上輸送がストップしてしまうことがあれば、日本経済に深刻な打撃を与えることは想像に難くありません。
海運業界のリーディングカンパニーである日本郵船は「物流を止めないこと」を使命に日々新しいことに挑戦し続けています。
海の上は気象や波、船の状態などの影響を大きく受けるため、地上よりもはるかに不確定要素が多い環境です。しかし、そうした状況下でも、データを収集・分析することによって、さまざまな事態の予測が可能になります。輸送品を確実に目的地まで届けるために、同社ではさまざまな分野・項目のデータを収集し・蓄積し、AIなどの最新技術を駆使して安全な運航に生かしています。
最近ではオープンイノベーションの考え方を採用し、他業界も含む他社と協業することで、自動運航技術やより高度な造船技術の確立を目指しています。自らの使命を実現するため、海運業界の枠を超えて挑戦する姿勢は、物流業界にとどまらない多くの企業に示唆を与えてくれるでしょう。
本動画では、日本郵船 技術本部執行役員の鈴木英樹氏が、同社で推進するDXやオープンイノベーションの取り組みと、今後の展望について語ります。