オミクロン株、消費に及ぼす影響

 ただ、小売り市場にとって新たな懸念も出てきた。南アフリカで確認された新たな変異ウイルス「オミクロン株」の感染が広がりを見せており、これが消費に影響を与えるのではないかと危惧されている。

 オランダでは旅客機で到着した乗客のうち13人の感染が確認された。南ア隣国のボツワナ、イスラエル、香港で感染が確認されたほか、英国、デンマーク、ドイツ、ベルギー、イタリア、カナダなどでも確認されている。

 米政府は南アを含むアフリカ南部8カ国からの渡航を制限すると明らかにした。日本でも岸田首相が11月29日に全世界からの新規入国を原則停止する方針を明らかにした。

 こうした中、アマゾンのワールドワイド・コンシューマー事業、デーブ・クラークCEO(最高経営責任者)は新たな変異型がホリデーシーズンの消費に及ぼす影響について、「現時点で判断することは困難」としながらも楽観的な考えを示している。

 同氏は米CBSとのインタビューで「消費者は成り行きを見守ると思うが、きっとこれまで通り買い物を続けホリデーシーズンを過ごすだろう」と述べた。「新たな変異型に対応する効果的なワクチンの開発について私はとても楽観的だ」とも語ったという(ロイターの記事)。

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