いいオフィスと提携する都農町のYARD1927(撮影:松山歓己)

 僕の本拠地であり、運営をしている宮崎県都農町初のコワーキングスペース「YARD1927」が、今月より、全国200店舗以上コワーキングスペース事業を運営する「いいオフィス」と提携しました。

これからの町を元気に
町内外の人たちが集まる場に

「YARD1927」は、これからの都農町、商店街を元気にする町内外の人たちが集まる場所にしたいという思いから作られました。

 ワークスペースとしてだけでなく、人が集い、都農町の未来を語り、考えるための場づくりも行われています。

 1927年築の建物を、内装だけでなく外装もリノベーション。かなり前に亡くなられた元歯医者のご主人が「まちのためになるのなら貸しても良い」と言い残されていました。

 起業、事業のコラボ、仕事以外の人たちも幅広く集まれるコワーキングにしたいという思いを聞いて賃貸に至りました。

 4月に開業して以来、僕自身が東京から移住したこともあり、東京をはじめ町外、県外の事業者や新しいこと、面白いことにチャレンジしている人を積極的に紹介し、地元の若手経営者と交流できればと思い運営してきました。

 具体的には、Withコロナの生き残りをかけ、東京のWEBマーケッターのECサイトの売上拡大策をテーマにするオンライン講座や、VR体験会、ECショップサイトづくりのワークショップなど、「未来を切り拓く」内容のイベントなど、まだまだ地方では利用者が少ないズーム(zoom)などを積極的に活用し開催しています。

 また、地域資源、強みをまずは地元のメンバーが再発見して言語化できるように、都農ワインのポップアップバーを開催、ファンクラブの形成の場としても活用されています。