米アマゾン、最低時給15ドルに引き上げ 批判に対応

アマゾン・ドットコムのロゴ(2018年4月19日撮影、資料写真)。(c)Lionel BONAVENTURE / AFP〔AFPBB News

 米アマゾン・ドットコムが、レジ精算が不要になる自動決済システムを、より大きな店舗に導入すべく、試験を行っていると、ウォールストリート・ジャーナルザ・バージなどの米メディアが報じている。

レジなしコンビニの技術を傘下のスーパーに

 アマゾンはこれを昨年(2017年)買収した大型スーパーマーケットチェーン「ホールフーズ・マーケット」に導入する可能性がある。技術的には困難な点も多いが、実現すれば、競合の食料品小売業者にとって新たな脅威になるだろうと、ウォールストリート・ジャーナルは伝えている。

 アマゾンは現在、レジ精算が不要のコンビニエンスストア「Amazon Go」を7店舗展開している。その1号店をオープンしたのは、今年(2018年)1月だった。

 Amazon Goにはキャッシャーがなく、代わってあるのは、駅の改札口のようなチェックイン/チェックアウトレーンだ。

 顧客はスマートフォンに入れた専用アプリでQRコードを表示し、チェックインレーンにかざして入店する。あとは買いたいものを棚から取り、チェックアウトレーンを通って店から出るだけ。すると、顧客のアマゾンアカウントで自動精算される。顧客は多忙な時間帯に列に並ぶことなく、買い物を済ませられる。

コンピューターで顧客と商品を追跡も、当初は不具合発生

 これを実現するため、店舗には天井にカメラ、商品棚にはセンサーが、合計数百基設置されている。これらの機器で捉えた顧客や商品の動きを、自動運転車にも利用されているコンピュータービジョン、ディープラーニング・アルゴリズム、センサーフュージョンなどの技術で把握し、自動精算を可能にしている。