スタバ、売れ残った食品を困窮者に寄付へ まず年500万食

米首都ワシントンにあるコーヒーチェーン大手スターバックスの店舗の看板〔AFPBB News

 米コーヒーチェーン大手のスターバックスはこのほど、自宅などから音声命令でコーヒーなどを事前注文できるバーチャルアシスタントのサービスを始めたと発表した

iPhoneで利用できるスタバ専用AIアシスタント

 その方法には2通りあるという。1つは同社が配布しているiPhone向けアプリを使う方法。

 同社はこのほどこのアプリに「My Starbucks barista」と呼ぶAI(人工知能)を使ったアシスタント機能を追加した。利用者は新たに用意されたメッセージング画面で、音声やテキストメッセージによる商品注文が行える。

 この画面で商品名を告げると、そのテキストチャット形式の画面に、あらかじめ選んだ最寄りの店舗や、商品名と写真、用意されるまでの時間、価格などが表示される。最後に確認の返事をすると注文と決済が完了する。

 発表資料に添付された動画によると、例えば、「ハーフディカフェのマキアートをダブルアップサイドダウンで、量は少なめ、クリームも少なめ。サイズはグランデ」といった複雑な注文もバーチャルアシスタントが的確に聴き取る。

 その後、画面には「注文が確認されました。○○店で3~8分後に受け取れます。それでは後ほどお会いしましょう」などと表示される。あとは時間に合わせて店に行けば、待つことなく商品を受け取れるという。