近未来の子供たちの65%は今ない職業についている

 1980年代に就職した人たちが、インターネットやスマートフォンが普及した社会をする想像できなかったように、将来どんな職業が有望かを予測するのはきわめて難しい。

 マッカーサー財団デジタルメディア&ラーニング・コンペティション共同ディレクターのキャシーN.ダビッドソンは、子供たちの65%はまだ存在していない職業につくだろうと語っている。

 また、アメリカン・エンタープライズ研究所での講演でビル・ゲイツは、20年以内に熟練したスキルを要求されない仕事は、ソフトウエアの自動化に置き換えられるだろうと予測した。

本コラムは「経営プロ」の提供記事です

 2014年6月18日のエコノミストの記事『襲いくる波(The onrushing wave)』によれば、将来、消えてしまう可能性が高い職業はテレマーケティング、会計士・監査人、小売販売員、テクニカルライター、不動産業者だと言う。

 逆に、イギリスのキャリアに関するブログ“キャリア・アディクト(CareerAddict)”では、『まだ存在していない3つの仕事』という記事の中で、将来有望な職業として仮想通貨バンカー、クラウドファンディング・スペシャリスト、人工知能クリエイターの3つをあげている。これらはどのような職業なのか考察してみた。