米ウォールストリート・ジャーナルの報道によると、米アップルが今年4月に発売を予定している腕時計型ウエアラブル端末「Apple Watch」は、当初の生産台数が500万~600万台になるという。
これは今年1~3月期の計画で、アップルはすでにこの台数を生産するようアジアのサプライヤーに指示したと同紙は伝えている。
5年ぶりの新たな製品カテゴリー
英国の市場調査会社カナリス によると、米グーグルのOS「Android Wear」を搭載したサムスン電子、LGエレクトロニクス、ソニー、レノボなどの腕時計型端末の過去半年間の出荷台数合計は72万台。
つまり、アップルはこれらライバルメーカーよりもはるかに多くの台数を販売できると見込んでいる。
Apple Watchは、同社が5年前に「iPad」を市場投入して以来の新たな製品カテゴリー。ここ数年のiPadの年間販売台数は6300万~7400万台で推移しているが、初年の販売台数は1500万台。