米アップルが1月27日に発表した2014年10~12月期の決算は、主力製品の「iPhone」の販売が好調で、売上高、利益ともに過去最高を更新した。
アナリスト予想を大きく上回る
同四半期のiPhoneの販売台数は7450万台となり、こちらも四半期の過去最高を更新した。
10~12月期は毎年、新型モデル発売直後の四半期であることと、年末商戦があることから、iPhoneの販売台数は記録を塗り替える。
だが、昨年10~12月期の前年同期に比べた販売台数の伸び率は46%となり、過去数年の伸び率を大きく上回った。例えば2013年10~12月期における販売台数の前年同期比伸び率は7%、2012年10~12月期は同29%だった。
故スティーブ・ジョブズ前最高経営責任者(CEO)が死去した後の2011年10~12月期は同128%と驚異的な伸びを示したが、今回はその後の伸び率として最大となった(米ウォールストリート・ジャーナルに掲載の図)。