安倍晋三総理がこの激動する世界情勢の中で、日本を活力ある国家にするための礎を着々と築いている日々のご苦労に感謝し、尊敬している日本人の1人である。私心や命さえ度外視した鏡のように清新な気持でこの国を愛する気持を持って国政に当たっている尊い姿を拝見すると、次第に国民の理解も得られ、難問も少しずつ解決すると思う。

 外国勢力で、安倍政権に異論を唱える向きもあるが、我が国が素晴らしい発展を遂げることが、いかなる外国にも害を及ぼすものではなく、むしろ日本の未来志向的な発展こそが世界の平和と繁栄に貢献する唯一の道であると信じる。ぶれることなく、堂々と優美な日本の建設に邁進していただきたいと思う。

 安倍総理は政権発足から短期間の内に、世界主要国を訪問して誼みを深め、内政を整え、例えば今回の横田夫妻のモンゴルにおける孫との面会など、日本国として懸案となっていることにも素晴らしい第一歩を踏み出されたと思う。

 また、少子高齢化時代に突入している日本にあって、女性の力をより一層引き出して国の活性化につなげようとする方針は大筋では間違っていないと思う。

 できればもう1つ、高齢化社会に着目すると、元気な老人パワーの再雇用の機会を拡大・充実して、もっと有効に活用すれば、老人が自分の小遣い稼ぎとともに社会に役立つとの自覚ができて生き甲斐も健康も増進して幸せを実感できるうえ、若い世代への負担も軽減できてなお良いと思う。

 多くの老人は、サミュエルウルマンの『青春の詩』の一節、

“You are young as your faith, as young as your self-confidence, as young as your hope.”

 にあるような人生の老年を迎えたいのではないだろうか?

移民受け入政策には断固反対

 しかし、最近の報道によれば、政府が検討していると伝えられる日本の労働力人口の減少対策に毎年20万人にもの移民受け入れを推進するという政策だけは絶対反対だ。

 決して“他国の人たちを日本に入れまい”と言う気持で述べているのではない。

 だが、「毎年20万人もの移民を受け入れる政策」は日本の少子高齢化によって、労働人口が減少し日本経済が低下することだけを恐れ、主として3Kの職場労働力確保に焦点を当てた付け焼き刃的発想の貧困な政策だと思うから「断固反対」なのである。

 過去、西欧の多くの国々ではそのような3Kの職場労働力を確保する政策目的で多くの低賃金労働者を移民させてきたが、今や彼らを中心とする激しい暴動が多発し、多くの都市で無政府状態に陥っており、従来の移民政策の変更が強く求められていると聞く。