日本が、韓国を合併したのは、武力で侵略したのではなく、朝鮮も望んで合併したのである。合併慎重派の伊藤博文が、朝鮮人の安重根にハルピン駅で暗殺されたことにより、合併が促進されたという曰く付きの合併であった。

 従って日本が韓国に謝罪する義務も、金銭を支払う責任もない。

 捏造国家・韓国が、国定教科書(特に歴史)で教えている酷い自国中心の行為に対しても、大日本帝国(旧日本の名称)は非礼を行ったことはなかった。現実には逆に、近代国家への道程を支援して今日に至っている。

 本来地政学上、一衣帯水で自由民主主義を信奉する国家同士として、支援し合える国家同士でありたいと考えるが、韓国が繰り出す行動は、逆である。

 西洋諸国で、合意の上での合併ではなく、搾取を続けられた植民地が独立したときに、宗主国が賠償金を支払った例はない。しかるに日本は、鈴木善幸総理に始まり、10人に近い指導的な要人が、謝罪の言葉と支援金を贈っている。

 昭和59(1984)年と平成2(1990)年には、畏れ多くも天皇陛下が謝罪の発言をされている。近・現代国家になる過程で、温かい支援を行った日本に対して、思いつきの強行謝罪要求などすべきではない。以下筆者が、調べた事実と感じて来た事項を具体的に述べることとする。

1.日本人と韓国人の金に対する考え方の違い

 韓国人は日本人をお金の保有者としてしか見ていない。従って付き合っていて都合が悪いことが起これば、無条件に「私を助けてくれるでしょう」とすがりつくスタンスでくる。しかも助ければ感謝されると思うと決して感謝はしない。

 助けても支出が少額であれば、「私の価値をこの程度に考えているのか」、と怒ってくることがあるほどだ。

 これは政治レベルでも同じで、韓国を助ければ「我が国には助けられる価値がある」「助けないと貴方が困るからだ」と考えるから、感謝の気持ちなど一切起こらない。

 過去韓国の李朝時代から、日本は地政学上から韓国を助けた事態が多かった。しかも、何も悪いこと・卑怯なことをした事実はないのに、謝罪を繰り返してきた。

 一例を挙げれば、日韓合併時代に日本は、荒れた山野の開拓を行わせて、植林を行なわせたことにより、水田面識が、1910年の84万7000町歩から1927年には162万町歩と向上させ、1910年頃の鉱工業生産額が3億円台だったのを、35年には6億円台、40年には18億円台を突破させるに至るような向上を遂げさせた。かかる実績があるのに、全く感謝の気持ちはない。

 このように韓国を近代国家に発展させてやったのに、日本の歴代首相は、韓国がごねると国民に告げることなく無定見に謝罪した。

 韓国はこれを施政上誤るような悪いことをした結果なので当然だとし、行った謝罪に対しては、「それ以上の悪行を行った自覚があるのだから、さらに厳しく謝罪をせよ」と強請をかけて来る。これに対抗できない情けないのが日本の現状である。