今回の『中山泰秀のやすトラダムス』(Kiss FM KOBEで毎週日曜24:00-25:00放送)は、前衆議院議員、たちあがれ日本の西村眞悟氏をゲストに迎えた。

 尖閣諸島のみならず沖ノ鳥島沖までも領海侵犯する中国の動向など、無防備な日本の課題について西村氏が鋭く指摘した。

日本を「餌場」として狙う中国

中山 日本の山林や水源地を中国が盛んに購入しているそうですが、何が狙いなのでしょう。国内資源の保護のための対策や法律が整備されていないのではありませんか。

西村 今の日本は真空状態にあって、その中に中国人が“イナゴ”のように入ってきている。これを規制しなければなりません。

中国漁船船長を逮捕 領海内で操業の疑い 長崎

東京湾での海上保安庁観閲式に参加した巡視船〔AFPBB News

 地球上で一番警戒を要するのは中国人です。彼らは「嘘に騙される方が悪くて、嘘をつく方は悪くない」とか「他人の物は自分の物」なんて思い込んでいる。

 水や山林の買い占めに関しても、チベットや新疆ウイグル自治区に対する弾圧と同じように「日本は自分の物になる」という前提で来ているのでしょう。

 そもそも日本の無防備状態は、菅(直人)政権の時から始まりました。政府は中国人向け観光ビザの発給条件を、年収25万元(約325万円)から年収6万元(約78万円)に引き下げましたよね。

 年収約80万円の中国人を受け入れ、その中から不法滞在したうえに永住権を得て、生活保護を申請された場合には出すことになるでしょ。そういうアホなことを、菅政権以来ずっとやっているんです。その前の鳩山(由起夫)氏は、文句無しのルーピーでしたが。

 今、日本自体が“餌場”になっていて、中国が涎を垂らして来ている状況にあるのです。