この章は男性が持つ「資産」の話です。資産は相手の女性に査定されて価値が生じるわけです。自分が考える自分の資産評価と相手が考える自分の評価の2つがあり、当然、両者には開きが生じる場合があります。
女性が「根源的」に求める理想の男性
自分が自分のことをすごいと思っても、相手が評価してくれなかったり、またその逆に自分が欠点だと思ったところが気に入られたり(こちらはほとんどないですけれどね)と、非常に重要な点です。
この資産の話は、「女性は男性のどんなところに惚れるのか?」という問いにつながっていきます。もし女性が好むもの、惚れるものが私たち男性に事前に分かっていたら、それらを持つようにすればモテることになります。
そのあたりのメカニズムは、男の「資産」と「資産価値」と「資産投資」の観点から分析が可能です。女性は男性の資産に惚れるのです。その資産は様々な側面があるのですが、その「様々な側面」を今からしばらく解説していきます。
まずは、根源的レベルの話。遺伝子レベルではどんな男性が好まれるのか? というそもそも論です。
遺伝子レベルの資産というのは先天的に決定されていて、ちょっとやそっとでは変えることができません。後天的なもの、例えば年収とか社会的地位というのは変えることができますが、身長とか、気質とか、顔とか・・・、こういった遺伝子レベルの資産・資質は変えることができません。
女が気にする男の先天的魅力
そういう、今さらどうこうしようもないのですが、相手が望んでいるものなので、気が進まずとも、まずそこからお話しします。そんな話やめてよ、と思うかもしれませんが、先天的魅力というのは女性が大変気にするものです。
なぜなら、獲得形質は遺伝されませんが先天的なものは確実に子どもに受け継がれ、2人の間に生まれてくる子供の能力(またはその欠如)は平均して父母50%なわけですから、優秀であればあるほど良いわけです。